今日は久々に頭痛のケースです。

この方は、以前から首肩が凝ると、後頭部からこめかみ、眼の奥にかけてつながるような頭痛が起こるということでした。またその状態が続くと腰まで痛みが出てくるそうです。問診では、小学校の時に顎を強打したことがあるとおっしゃっていました。

 

 

頚椎の関節から起こる頭痛とは!?

検査をしていくと、両側ともに背中の筋肉が弱くなっており、典型的な猫背の姿勢が見られました。また後頭部の筋肉を押していくと、頭や目の方に関連痛が出ることもわかり、上部頚椎の関節がかなり固くなっていました。その他、首・肩の凝りがけっこう酷そうなので、顎や頭蓋骨などもチェックしました。やはり大きくバランスが崩れていたのです。

まずは、ゆっくり後頭部の筋肉を押圧し、関連痛がなくなるまで緩めていきました。その後、頭蓋骨の調整を行ないます。呼吸とともに頭の骨を押して柔軟性がつくまで動かしていきました。最後に背中から首にかけての関節、特に上部頚椎の関節の動きは大きくつけるように治療しました。

治療後は、大分首まわりが緩み、本人も楽になったと喜ばれていたので、私も一安心です。

 

 

今日のpoint

今回の頭痛の原因は、「上部頚椎の関節が固くなったこととそれに伴って後頭部の筋肉が過緊張を起こしたこと」でした~。

この方の頭痛は、後頭部の筋肉からの関連痛(トリガーポイント)と上部頚椎から起こる頚椎原性の頭痛(眼の奥の痛みが特徴)が複合的に関わっていました。もちろん過去に顎を強打したことによる神経的な乱れや、頭蓋骨のバランスの悪さも慢性的な肩こりには大きく関わっていました。

 

こういった深いところまで診断できるのもカイロプラクティックの特権です。

他で直らない頭痛、是非是非ご相談ください。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
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